今日、真面目なうんこを踏んだ
踏んだんだ。
どうもこんにちは。
アンモナイトです。
皆さんお元気ですか?僕はうんこを踏みました。
食事中……の方はもそもその話タイトルを見て回避していると思うので、特に注意喚起とかはせずにそのまま行きますね。
僕は今日、博物館に用事があったので、朝から列車に飛び乗って向かっていました。
ガタゴト揺られて最寄りの駅に着くと、そこからさらに歩いてニ十分くらいかかる距離を歩いて博物館へと向かいます。
歩いて博物館に向かう際、僕には、いつも利用しているルートというものが存在しています。
そこは多くの人が散歩などを楽しんでいるルートでもあり、完全に車道との距離が空いている、安心して歩ける素晴らしい空間なのです。
しかし、車の危険性を回避できるそのルートですが、そんな空間にも危険因子というものが存在しています。
それはうんこです。
大量のうんこです。
皆さんが想像する「道のわきに落ちているフン」の量の1.3倍くらいは多いうんこがその空間に存在しています。
僕は博物館にしょっちゅう行くのですが、行くたんびにうんこが落ちています。落ちてなかった日なんて皆無です。
唯一の救いがあるとすれば、落ちているうんこは全て道の端っこに存在しているということでしょうか。
もしこれが道の真ん中にドドーンと落ちていたらこの世の終わり。
道の真ん中にキングギドラがいるのと同じですから。
それにしてもあのうんこの多さはいったい何なんだろう。「全日本ペットのふんを絶対に始末しない協会」の会長でも近所に住んでいるのでしょうか?
まあそんな感じで駅から博物館への道のり、うんこロードを僕は今朝も歩いていたのです。
いつもなら、下を向いてうんこを警戒しながら歩いているのですが、今日は歩きながらクリスマスソングを聞いていたので、浮かれ気分でロックンロールだったんですね。
そしたらちょうど、"glee" のキャストが歌う、"Let It Snow" のサビで踏んだんです。うんこを。
「れりすのーれりすのーれりすのー」と口ずさんでいると、かかとに「ヌルッ」とした感触が走りました。
架空のクリスマスデーからいきなり現実世界に引き戻された僕は、恐る恐る足元を確認しました。
踏んでる。これはだれがどう見たって踏んでる。
しかもよりによって真面目な方のうんこだ。
一般的に落ちているうんこはカサカサになったタイプが主流だと思います。
だけど、今日僕が踏んだのは、人間も乾燥しやすい冬に潤いを保っていた真面目なうんこ。
うわわのわ~。
真面目なうんこ踏んじゃった。
もしかしたら保湿の最長記録を狙いに行っていたうんこかもしれないのに。
僕が踏む前は、冬のすんだきれいな空気の中、りんとたたずむ、孤高のうんこだったかもしれないのに。
JKが「インスタ映え~」って写メるうんこだったかもしれないのに。
僕が踏んだことによって、真面目なうんこの輝かしい未来を消してしまった……
真面目なね うんこを僕が 踏んだから 二月二十三日は クリスマス
ごめんね、うんこ。