頭の中身が知りたくて~男子大学生が考えていること~

男子大学生である私が普段どんなことを考えているのかを可視化して面白おかしくブログにしています。

「あんたなんか牡丹じゃなくて豚よ!」がずっと疑問だったけど、ようやくわかった気がする

気がするだけだけど

 

どうもこんにちは。

 

アンモナイトです。

 

皆さんお元気ですか?僕はお元気です。

 

昨日、こんな記事を書きました。

 

atamanonaka338.hatenablog.com

 

この通り、私は『翔んで埼玉』を観ました。その『翔んで埼玉』の千葉側の陣営に、サザエをずっと持っているおばさんお姉さんがいて、どこかで見たことあるなぁと思っていたら、小沢真珠さんでした。

 

小沢真珠さんといえば、2004年に放送された昼ドラ『牡丹と薔薇』の「薔薇」である香世を演じています。

 

2004年なんて、僕はまだ、駆け出しの幼稚園生でしたが、小沢真珠さんの、「あんたなんか牡丹じゃなくて豚よ!」という発言と、その直前(?)だかに行われていた、クマのぬいぐるみを引っ張り合うシーンは、いまだに覚えています。クマの腕がちぎれちゃうんですよね。あと、「メレンゲの気持ちで」石ちゃんに、「豚よ!」って言ってたのも覚えてる。

 

で、この「あんたなんか牡丹じゃなくて豚よ!」という発言。僕は、昔っから、「なんで牡丹と豚何だろう?もっと他に良い罵り言葉みたいなのって、なかったのかしらん?」と思っていました。だってそうじゃないですか。「牡丹」は「ぼたん」と三音で発音する。「豚」は「ぶた」と二音で発音する。「ぼたん」「ぶた」では、韻も踏めてない。共通点があるとすれば、最初の発音がどちらも「b」から始まる破裂音だということでしょうか。とにかく、なんの引っかかりもないんですよ。「牡丹」と「豚」って。何だったら、「豚」と「薔薇」の方が、まだ何となくしっくりくる。

 

「あんたなんか薔薇じゃなくて豚よ!」

 

ほらね?

 

そんなふうに、小さい頃はずっと思っていたのですが、最近、というか、『翔んで埼玉』で小沢真珠さんを見て、同時に「牡丹じゃなくて豚よ!」を思い出して、わかったことがあります。それは、「あんたなんか牡丹じゃなくて豚よ!」は、発音の部分でしっくりこなくても、意味の部分では、一応しっくりくるということです。

 

注目するのは、「牡丹」です。日本では、昔から大陸の影響で入ってきた仏教という、宗教の一つを信仰してきました。仏教では、大雑把に云うと、獣の肉を食べてはいけない、らしい。なので、人々は隠れて食べていたんですねぇ。で、何の肉を食べていたかというと、日本に生息している、イノシシやシカです。庶民は、偉い人に見つからないようにこっそりイノシシやシカの肉を食べていたので、外で大っぴらに「鹿鍋食おうぜ!」とか「イノシシ鍋食おうぜ!」とは云えません。なので、代わりに「紅葉」「牡丹」と呼んでいた……

 

つまり、「牡丹」は「イノシシ」なんですね。これを前提に、もう一度「あんたなんか牡丹じゃなくて豚よ!」を考えてみると、なんで小沢真珠、というか香世が豚と罵ったのか、一応説明がつくんですね。

 

豚は、イノシシが家畜化したものだとされています。ですので、イノシシと豚には関連があります。そこからさらに、相手の「牡丹」という名前に、イノシシをかけて、さらに罵倒するために「豚」を持ち出す。こうして出来上がったのが、「あんたなんか牡丹じゃなくて豚よ!」ということになります。小沢真珠、というか香世、天才かよ……

 

ちなみに隠語が「薔薇」の肉はありませんでした。反撃の余地すら与えない……やっぱり天才だ……