頭の中身が知りたくて~男子大学生が考えていること~

男子大学生である私が普段どんなことを考えているのかを可視化して面白おかしくブログにしています。

【書評】『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』は半分読めば大丈夫

『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』という本があります。

 

 

この本は最初の1・2章だけ読めばあとは流し読みで大丈夫です、という話です。

 

理由は主に2つ。

 

一つ目は同じ著者の『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』に書かれていることと、よく見ると被ってないこともあるが結構被っているから。ちなみに、『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』も半分くらい読んでいれば大丈夫です。はい。(起業したい人は真面目に読んでも良いかも)

 

二つ目は、3章だけやたら薄味だから。この本は3章立てになっているのですが、最終章である3章の内容は、今後の未来を予想してみました的なものを踏まえてそこから逆算して今後必要となるモノを紹介する形になっています。これが、全部どっかで聞いたことある内容になっているのです。何を根拠にしているかわからない精神病に対する持論や、10年くらい前に岡田斗司夫が書いていた評価経済社会の話とか、10年くらい前に岡田斗司夫内田樹が対談したコミュニティ論とかetcetc...

とにかく、その前まで書かれていた自分の持っている考えること・思考法に関するものとは、人(にん)の入り方が違うのです(熱の入り方が違うとは微妙に違う)。

大体において、「2020年から先の世界を生き抜く方法を考える」という3章の題の1節目が「アフターオリンピックの世界」な時点でm9(^Д^)プゲラ

この3章からわかるのは、どれだけ思考しても今の現状が起こるなんてわからなかっただろうし、思考による未来予測は超ミクロな場面かある枠組みの超マクロなことしかわからないのであてにならないということ(現状が何よりの証拠)。ただ、それらが有用ではないということではないのは理解しているし、基本的にはそれらで事足りることも何となくわかる。

 

まあ、何というか一章二章は人(にん)が入っている良い内容だと思ったので、そこまで読んでおけばこの本は役割を果たしたと言えるだろうと思います。