「親子丼」についての話
おやこど~ん
どうもこんにちは。
アンモナイトです。
皆さんお元気ですか?僕はお元気です。
突然ですけど、僕の今日の晩御飯は海鮮の親子丼でした。つまり、鮭といくらのごはんですね。なんとも贅沢な感じがするのですが、これも実家だからなせる飯。一人暮らしでは到底作ろうともしない(というか作れない)晩御飯。最高ですね。
親子丼といえば、普通は鶏肉と卵を混ぜたどんぶりものですが、僕が今日の晩御飯で食べたみたいに、鮭といくらでも成り立つわけです。
他にも親子丼として成立しそうな具材(というか親子)ってあるのでしょうか?ほとんど鶏肉親子か鮭親子じゃないですか?何かあるかなぁ……
例えばシシャモをご飯の上に乗せるシシャモ親子丼とか?でも、シシャモの親子丼って云われても、シシャモはシシャモの体の中に卵が存在するので、果たして従来の親子丼といえるのでしょうか?だって、普通の親子丼は鶏肉の中に卵があるわけではないし、鮭の中にいくらがあるわけではない。つまり、親と子が分離している状態でどんぶりに存在しているわけです。とすると、シシャモは分離していないから、親子丼とは云えない?
他にも、数の子とニシンの親子丼とか?でも、ニシンってだいたい甘露煮になっているイメージがあるし、その甘露煮と数の子のあの味やコリコリした触感って、同にも合わないような感じがするんですよね。実際に二つを同時に食べたことはないけれども。
後は、タラコとスケトウダラの親子丼とか?タラコはご飯によく合う、ご飯のおともとして君臨する最強オカズの内の一つですが、スケトウダラって食えんの……?確かスケトウダラって、かまぼことかのすり身みたいなやつに使われてるような気がする……ということは、かまぼことタラコをいっしょの丼によそったら、親子丼になるのかしらん。だけど、絶対にその丼にはかまぼこの必要性ないよね。タラコだけでいいよね。むしろタラコ以外あったら最悪まであるよね。
あと、考え付くもので云えば、キャビアとチョウザメの身の親子丼とか、カラスミとボラの親子丼とか?でも、チョウザメって食えんの?確かにチョウザメは覚めじゃないから、身がアンモニア臭を発するなんてことはないだろうけど、食べた人の話を聞いたことが無いし、カラスミはパスタにかけて食べるやつとかはあるけど、ボラってちゃんと処理しなきゃクッサいらしいから、気軽にできなそうですよね。
そういえば、外国では(特に英語圏)「親子丼」という言葉は存在しないらしいです。外国人が初めて「親子丼」という言葉を聞いて、意味を知ると、「なんて残酷なの!!」と思うそうです。僕たち日本人は、生まれた時から親子丼というものの存在を知っていたので、「残酷だ!」と云われてもあまりピンとこないのですが、外国人には残酷に聞こえるようです。
こういうところからも、日本と他の国の文化の違いが見て取れて面白いですよね。
親子丼バンザイ!