頭の中身が知りたくて~男子大学生が考えていること~

男子大学生である私が普段どんなことを考えているのかを可視化して面白おかしくブログにしています。

作者の思想思考が嫌だから作品を見ない人は『我が闘争』を読めないのか

読めないだろうな。だって、サイテーだもん、あいつ(アドルフ)。

 

別にいいんすよ。あなたがある作者の思想なり思考なりを嫌いでそのためにその作者が書いたものを読まないということがあっても。あなたがそうであったとしても。どうでもいい。

 

しかしながら、僕はあなたを「可哀そうだな」とは思う(これは上から目線の物言いであることは重々承知している)。作品というものと作者という存在が同一であるという見方しかできない可哀そうな人なのだなと思う。もちろん、作品の中に作者の思想なり思考なりが反映されていることは間違いないとは思う(どこにどう反映されているかはわからん)。だが、すべての思考思想が反映されているとは思わないし思えない。例えばいろいろな動物たちが森の中で楽しく遊んでいる可愛い絵本を描く作者も、実はゴリゴリの保守主義かもしれない。閉鎖された保守的な村の生活を描写した保守的内容の小説の作者がめっちゃ進歩主義かもしれない。

 

内容と思想思考が完全にマッチしていて、それを読みのが「つらい」から読まない人もいると思う。僕にはこの「つらい」がわからない。なぜなら、僕は自分と違う考えをする人間が隣にいると思っているから。当然、違う意見を持つ人間に対して、自分緒意見を投げる、ぶつける、刺すことはします。けれども、そいつがいることによって「つらい」という感情は持たない。

 

もしかして、あなたは世界で自分と違う考えをする人間がいないと思ってるのですか?もしくは、自分と違う考えの人間がいるということを、「つらい」からという理由で認めないのでしょうか?ずいぶんと独裁的ですね。そんなあなたにお勧めの本があるんですけど。『我が闘争』って知ってます?