今更だがKindle Unlimitedを一年くらい使ってみたので良い点と悪い点を並べてみる
どうにかならんもんかね?
どうもこんにちは。
アンモナイトです。
皆さんお元気ですか?僕はお元気です。
僕は、某Amazonの「キンドル」という電子書籍用端末を持っています。Wi-Fiのみバージョンのやつです。そして、僕は、kindle unlimitedというサービスに課金しています。このサービスは、一言で云うと、「月額千円くらい払ってくれたら、いくらでも、ここにある本を読んでよ!」というものです。
僕は、かれこれ一年間近くこのサービスを使い続けてきましたが、良い点と悪い点が何となく見えてきたので、ここに書き記しておきたいと思います。最後に、kindle unlimitedに関する他人のブログをいくつか貼り付けておくので、それも併せて読むと、より多角的な検討をすることが出来るのではないかと思います。
良い点
まずは、kindle unlimitedの良い点から。良い点は二つ。まず一つ目は、「漫画が結構多く、いっぱい読める」ということ。
そもそも僕がこのサービスを使い始めたきっかけに、漫画をしこたま読みたかったからというものがある。kindle unlimitedでは、漫画がしこたま読める。
例えば僕が読んでいる(もしくは読んだ)やつでは、
「イオ」シリーズが全巻読める。簡単にこのマンガに触れておくと、「男子主人公が沖縄にいる三姉妹の幼馴染と一緒にスキューバダイビングしながら、自分の父親が消えた謎に迫る」といった感じのマンガ。読むと、めちゃくちゃスキューバダイビングがしたくなる。
ほかにも
「燁姫」シリーズが全巻読める。1990年代の少女漫画。言わずもがな、めっちゃ面白い。小学館の少女漫画って感じ。全18巻。
「ミカるんX」みたいな、ちょっとエッチッチなマンガも読める。素晴らしい。
今(2019/04/02現在)では、「弱虫ペダル」が40巻まで読めるらしい(僕は読んでない)。
とまあ、こんな感じで、しこたまマンガが読める。好きな漫画が仮になかったとしても、お眼鏡にかなう漫画は必ず存在する。これが、良い点の一つ目。
二つ目の良い点は、「見たことないレーベルからの本も、気軽に読める」ということ。つまり、他の分野や自分のあまり興味がなかったモノへのチャレンジが簡単にできるということだ。
例えば、僕は、kindle unlimitedを使う前は「N-angou文庫」なんて知らなかったが、「オカルトトリック」という本で初めて知って以来、ちょくちょく読んでいる。
例えば「なんか小説をメインに読書したいけど、自分がいったいどんなジャンルの本が好きなのかわからない」という人には、色々なジャンルの小説があるので(質はまちまちだが)、色々とでを出しやすい。これが二つ目の良い点である。
後は、雑誌とかが結構あったりするので、雑誌を読む人にはいいかもしれない。僕はあまり読まないのでわからないが、カストリ雑誌がいっぱいあったので、そういうのが好きな人には良いかもしれない。
悪い点
次は悪い点である。悪い点は、残念ながら結構いっぱいある。一つ目は、「とりあえず本探しにくくね?」というものである。とにかく、kindle unlimited対応の本を探すのがめんどい。いや、めんどいまではいかないのだけれど、最初の方はてこずる。もうちょっとどうにかならないかね?と思っていた(今はもう慣れた)。
二つ目は、「ぶっちゃけ、小説はあんまり大したものが無い」ということである。「上では、「色々なジャンルに手を出せる」と書いておきながらなんだ!」と思う方もいらっしゃるかもしれない。確かにその通りだ。上記のやつは、「質」については保証していない。つまり、失礼な云い方になるが、クソみたいな小説がたっくさんあるのである。もちろん面白いのもある。例えば、
女子高生探偵 シャーロット・ホームズの冒険【上下合本版】 (竹書房文庫)
- 作者: ブリタニー・カヴァッラーロ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2016/09/23
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「女子高生探偵 シャーロックホームズの冒険」とかは、まあまあ面白いし、映画で有名になった「 シェイプ・オブ・ウォーター」とかは、面白かった。
しかしながら、大半は「……ウン」みたいなものばかりである。特に、本を死ぬほど読んでいる人たちにとっては、小説部門では物足りないかもしれない。
三つ目の悪い点は、「「人文・思想」の「文化人類学・民俗学」がほとんどセックス関係の本で、本当の文化人類学系の本を探すのがしんどい」ということである。最初の一・二ページが大体「モテるための〇〇」みたいな感じの本ばかりなので、「この先もこんなのしかないのかしらん?」と不安になる。「セックス」グループで分けてくれよ。こういう本は。
とまあこんな感じ。とにかくkindle unlimitedは、「人文・思想」「文学・評論」が弱い気がする。他のジャンルはまあまあなラインナップなような気がするが、それも人に夜か?少なくとも、小説ほどではない。
まとめ
ここまでkindle unlimitedの良い点と悪い点を並べてきた。端的に結論を申し上げると、「小説は読まないけど、漫画とか他の本は読む」みたいな人にはkindle unlimitedは一応使ってみても良いのではないかと思います。小説が好きな人は、まあ、怖いもの見たさで体験してみるのも良いかもしれない。一カ月は無料だしね。
他のブログ記事
まあここら辺を読んで、比較してみてください。僕と真反対な意見もあります。これらを読んだうえで、体験入会して自分で決めるのが一番良いと思います。