猫って生きてるんだなって思った
生きてんだね。
どうもこんにちは。
アンモナイトです。
皆さんお元気ですか?僕は手が痛いです。
というのも、原因不明の背中の痛みと違って(まあ疲労によるものだとは思うが)、そこにはちゃんとした理由があるのです。
僕は今日、野良猫がいっぱいいる公園に行ってきました。その公園ではたくさんの猫を見ることが出来ます。
近くには図書館があるので、僕はそこに行く予定だったのですが、結構早くに図書館についてしまったので、図書館の開館時間まで時間を持て余していました。
「そういやこの近くの公園って猫がいっぱいいるんだよね~」なんて思いながら、特にすることもなかったので公園に向かいました。
するとそこには猫がいるわいるわ。
どったんばったん大騒ぎ状態です。
僕は今まで一度も猫を触ったことがないはずなので(たぶんそうだったはず)、一番おとなしそうなベンチに座っていた(?)白猫のご機嫌を伺いました。
「あ、あの……白猫サン、触ってもいい?」
まるで童貞が彼女の肌に初めて触れるときのように震えた声で僕はその白猫に尋ねました。(ちなみに僕は童貞なのでなおかつ女の子の肌を触るような機会も今のところ持っていないので声が震えるかどうかは知らんし、あくまで妄想なんでそこらへんはよろしく。)
猫は何も言いません。そりゃそうです。しゃべったらたぶん怖い。「夏目友人帳」みたいにすんなりはいかないと思う。そもそも僕手帳持ってないし。
白猫は何も言わないので、僕はしばらく考えてから、「これってYESってことだよね」なんていう風に思い、そっと撫でました。
おおお!あったかいぞ!
猫ってあったかいんだ!知らなかった!
二十歳も半年を過ぎようとしている大の男が猫を触るという初めての体験をすると、こんなサイコパスみたいな感想が出てくるのですね。
でも実際にあったかかった。本当に。
そんな感動をしている僕を尻目に白猫はじっと日向ぼっこ。
たぶん僕みたいな猫童貞をいっぱい相手にしてきたんでしょうね。動じない。というか全く動かない。
その子をひとしきり撫で終えた僕は、次の子と遊ぼうと立ち上がり、お次の子を探しました。
次の子はトラちゃん。僕が指を差し出すと、その子は匂いをクンクンクンクン。
そして、次の瞬間!
「ガブッ!」
そんな効果音が頭の中で聞こえるほどの甘噛み!歯、感じてるよ僕今?!
僕はあまりにびっくりしすぎて声も出ませんでした。
幸い指にはけががなかったのですが、手を動かして遊んでいたらフツーに引っかかれました。
猫って生き物なんだなぁって、けものなんだなぁって思いました。
あと、甘噛みの初めては、僕的には人間の女の子が良かったのですが、そのトラちゃんも耳にV字カットがあり、どうやら女の子らしいので良しとします(?)
そんなことがあったので、今日は猫って生きてるんだなって実感した一日でした。
あと、子供には、せめて十五歳前には動物に触れる機会を設けてあげたほうが良いと思いました。
でないと、「本やら動画では知っていたけど、どうやら猫ってこの世に本当にいて、実際に生きてるらしい」というぼんやりとした情報しかもっていなかった僕みたいな人間が出来てしまいます。
それは避けた方が良い、と思う。なんか人間的に。
だから、お子さんがいる家庭は、たとえ自分が動物が嫌いでも、一回くらい子供に「動物に触れる」という体験をさせてあげたほうが良いと思います。
以上真面目な話でした。
baibai。