今年の夏は小さな島でミステリーごっこしたい
目標はそれと、冬休みにスキーに行って吹雪に襲われて山荘で一夜を過ごさなければならなくなってしまったが、事件が起きるごっこをすること。
どうもこんにちは。
アンモナイトです。
皆さんお元気ですか?僕は今日、「牡丹と薔薇」が関西圏の人間に全く通じなかったことにショックを受けて熱が出ました。
今日、サークルオリエンテーションというものが大学の方でありました。この場合の「方」は、決して「あ、こんにちは~。私消防署の方から来ました〇〇です~。消火器の販売に参りました~」みたいな、詐欺で使われる常套句のようなものではなく、大学という意味です。あれ?じゃあ、「大学でありました」でよくね?
で、ウチみたいな陰キャが集うような、じめじめした文芸サークルは、新入生が例年あまり入らないのです。しかも、ここ最近は特にひどくて、このままだとつぶれてしまうような人数しかいません。さすがに僕が部長の代でサークルがつぶれる世界線を選ぶのは忍びない。なので、ここはひとつ頑張らなくてはならないと思い、ビラ配りなどをするためにメンバーを招集しました。そして久しぶりに今日、サークルに所属しているメンバーが何人か集まりました。
久しぶりに会ったので、とりあえずは近況の報告などをしていたのですが、いつものように話がそれて全く近況に関係のない話をしたりだとか、近況の話も終わっていないのにも関わらず今後の話や文学についての話などをしました。
そして、そこで僕はふと思いました。
「あ、今年の夏休みに小島さなでミステリーごっこしたい」
と。
これは別に急に思ったというわけではなく、一応ミステリの話の流れで思いついたのですが。
しかしながら、今年の夏休みに小さな島でミステリーごっこしたくないですか?僕、めっちゃしたいんですけど。ミステリーごっこ。海に浮かぶ小さな島。三ケタに行くか行かないかの瀬戸際な人口数と、代々その島を支配してきた一族。そして、その島に古くから伝わる伝説……?!
ああ……なんて素敵な響きなんだ!!
だけど、これには一つ欠点があります。それは、もし、このサークル内でミステリーごっこをやるとしたら、僕がミステリーごっこをやりたいのにもかかわらず、僕が事件を起こしてヒントを与えるというゲームマスターの役割になりそうだということです。なぜなら僕がミステリーごっこをやりたいから。
何ということでしょう……
誰か僕の代わりに小さな島で事件を起こしてヒントを与えるゲームマスター的役割を担ってくれる方はいませんか?
まあ、夏休みの間はゲームブックで我慢しますか。
早く来ないかな。夏。