「自分の意見が絶対ではない」という人間は、信用できない
よく耳にするし、自分でも口にもする。
「自分の意見が絶対ではないと思っているんですけど、~~」
嘘だ。
自分の意見が絶対ではないと思っているなんて、嘘だ。嘘つきだ。
嘘だよ。
あなたの心の中で「自分の意見が絶対ではないと思っている」割合はせいぜい五割強だろう。残りは「自分の意見は絶対だと思っている」だろう。自分の考えや発言が絶対だと心(もしくは脳)のどこかでは思っていないと物事を発言できないような気がしている僕に対して、「そうではなく純粋にあれがあれだからあれとして話しているんです」という人間は、輪をかけて信用できない。
「絶対にこうだと思っているのだが、相手にそれを伝えるといろいろとめんどくさいことになる可能性があるので、前置きとして絶対にこうだとは思っていませんよということを言っておこう。そうすることによってここでは自分がイニシアチブをとれるだろう」
こんな感じ。ソースは中濃。
くだらない。本当にくだらない。
どうして覆い隠してしまうんだろう。あなたを。まあ、さらけ出されても困るが。僕が。(この事実はあなたにも当然当てはまる)
「自分に嘘をついているということを自分に嘘をついているので自分で嘘だとわからない滑稽さ」
「自分に嘘をついている人間が相手に嘘をつかない確率は零%」
やはり信用できない。自分も、オマエも。
※この記事を書いた私は、この一連の内容が絶対ではないと思っています。