頭の中身が知りたくて~男子大学生が考えていること~

男子大学生である私が普段どんなことを考えているのかを可視化して面白おかしくブログにしています。

今は誰もが「責任を負わない時代・内省しない時代」だ

安部さんが辞めたことに対する様々な意見。

 

漫画やアニメの表現に対する様々な意見。

 

働く人々に対する様々な意見。

 

世の中にはマジでたくさんの意見にあふれている。そしてその溢れている意見達は、本人たちに省みられることはなく、永久にその場にとどまっている。その意見達は、その意見を言った本人たちに忘れ去られて、宙ぶらりんになりながら今もなお「そこ」に存在している。

 

安部さんが辞めたという流れの中で、こんなツイートがあった。

 

 

僕はこのツイートを見て、何一つ世界が変わらないということを悟った。

 

メディアがもっとちゃんとしていれば、とか、教育がもっとしっかりしていれば、とか。世の中にはそんな「〇〇がしっかりしていれば・ちゃんとしていれば」みたいな言葉で世の中を済まそうとする人間がたくさんいる。

 

別にそれはそれでいいし、実際メディアがちゃんとしていれば長期政権にならなかったのだろう(知らんけど)。だけど、たぶんそれじゃあ世界は変わらない。なぜならメディアや教育がちゃんとしてないのは、我々がちゃんとしていないからだ。

 

我々がちゃんとしていれば、安部政権が傍若無人にふるまうこともなかった(知らんけど)し、安部さんが辞める際に、病気のことを揶揄するような人間も出現しなかっただろう。

 

だけど、我々は、我々がしっかりしていなかったということから目をそらし、自分が言った意見を忘れ、何かを誰かの責任にして、自分では一切責任を負わなくなった。

 

だから何だ・どうした、と言う力は僕にはない。この態度も内省していないし責任逃れだ。要するに今を生きる日本人は全員、例外なく、もれなく、一人残らず、クズだということだ。そして、「俺は反省してますけどね」という風な文章を書いている僕が一番のクズでもある。

 

まあ、何か言わないといけないとすればそれは、責任を負うのは誰だっていやだけど、自分を省みることは責任を負うことよりはましだし出来るはずだから、まずは少しずつでも市民全員がそれをしていこうよと言うことぐらいである。

 

たぶん無理だけど。責任を負わない・内省しないのはめたくそ楽だから。